かなり抽象的な言い回しが多いですが、最近思うこと、というか実感してること。
仕事は少なければ少ないほど良い
紛れも無い真実ですね。
放っておくと仕事は増える一方なので、ちゃんとやりたいことに絞って仕事する。で、余計なことには手を出さない。
あと、陳腐化した仕事は迷わず捨てる、か、捨てれるように頑張る。
お金がないときは「忙しいことはいいことだ」みたいに思い込みがちになるんだけど、これって結構、負のスパイラルに陥りやすいパターン。
よく理解できていない仕事を無闇に抱え込むのは何にしても良くない。
余計な仕事が増える一方になって、肝心な仕事がどんどん後回しになってしまう。
正直に話す。本当のことを言う
場の雰囲気を少しでも和らげようとか、そういうどうでもいい理由で、本当はやりたくないこと・ほぼ無理そうなことを前向きな姿勢で話すのは良くない。
「検討してみます」「できるように調整してみます」などと言って変に期待を持たせるより、「それやりたくないですね」とはっきり言って嫌われたほうが 100 倍マシです。
普通に考える
現実を概念(アイデア、プラン、ルールなど)に置き換えて考えすぎるとロクなことがない。
冷静になって普通に考える。
そうすると、上の「正直に話す」という態度も取りやすい。
自分はどういう人間か、相手がどういう人間か、決めない
自分を省みればすぐ分かるんだけど、人間の行動にはそれほど一貫性がないです。
自分は(相手は)こういう人だ、みたいに決めつけるときには思考上のどこかにアンカー*を置くわけですけど、大体にして正確に置けるわけがない。
あと、決めつけると何にしても可能性をキャップしちゃうことになりますね。
決めつけ方が強いほど置いたアンカーの重さも増すので、なかなかその場所から抜け出せなくなります。
鎖で繋がれてるみたいに同じ所を無駄にぐるぐる回るのは嫌ですよね。
だからあんまり自分のことや他人のことを一方的に解釈して決めつけない。
それはいい方向(期待とか)にも、悪い方向(懐疑など)にも同じことで、他人が僕の考えてることを弄くれないのと同じで、僕は他の誰かをコントロールできるわけではないから、基本的に気にしない・放っておく。
* アンカー = 錨(いかり)のこと。若干、行動心理学用語。
努めて(メディアの)情報を収集しない
インフラが発達してる都市部に住んでるので、自分からわざわざメディア上の情報を収集しようとは思いません。
メディアの情報って勝手に入ってくるんで、時間やお金を掛けて集めるもんじゃない。
逆に、その人に会わないと聞けない話とか、そういう状況にならないと体験できないこととか、そういうことにより関心を向けたほうが良い。
自分を売り込まない
これはもう理由とか分かんなくて、単なる経験則なんだけど、一方的に何か売ろうとすると売れない。僕の場合は。
だから、基本姿勢として訊かれたら応えるぐらいのほうがいいかなと。
お金や労力は人に喜んでもらうために(優先して)使う
これもなんでそうした方がいいのか、理由はよく分かんないです。
が、利益もコストも自分のところに溜まっちゃうと重苦しいのは事実。
特に所謂「リソースが逼迫してる時」はこのことを思い出します。大体その方が上手く行くので。
逆に余裕が有るときはずっと好きなことだけやってます。
ああ、これ書いて気付いたんですけど「足るを知る」ってことですね。
自分への餌は残った何かで十分です。
何でその人と続いてるのか分からない人が友達だ
魅力は未知の部分に宿るってことなんでしょうか?
ある明確な目的があって付き合ってるってことは、言い換えると自分のために付き合ってるので続かないです。
人間関係は利害関係ではないってことなんでしょう。
「友達」という表現が適切かは別としてビジネスも割と同じですね。
目的意識をしっかり持って云々、ゴール設定を明確にして云々、一致団結して云々・・・っていうのは聞こえはいいですけど息苦しいです。
大体仕事ってそんなに単純じゃないし、ゴールがはっきりしてるものは(ニュアンスの違いですけど)仕事というよりタスクです。
タスクはあれこれ余計なことを考えずに集中して片付ける対象です。
常に明確な目標を「掲げて」行動するのは、見た目に格好いいし、法人だったらお金も集めやすいんでしょうけど、僕は興味ないです。
それより気軽に・身軽に行動できることの方が大事かなと。