まえがき

 
学歴なし、資格なし、資金なし、キャリアなし・・・とにかく社会的には何もない(ように見える)人がフリーランスで仕事を始めるためのガイドを書いてみようと思う。
 
 
さて、これを書いている僕自身はまさしく「社会的には何もない人」である。
 

  1. 高校は2個行ったけど、どちらも中退した。卒業したのは田舎のだれでも行ける市立中学が最後である
  2. 資格は見事に何も持っていない。運転免許すら持っていない
  3. 事業をスタートさせるときに資金は全く用意しなかった。スタートアップ後もどこからもお金を借りたりしていない(今後も特に予定はない)
  4. 現在35歳。大きな転職は4回ぐらい。アルバイト多数。その中で「正式な」感じのする肩書(課長とか部長とか)を貰ったことはない

 
こんなに身軽でも起業はできる。
いやむしろ身軽な方が起業はし易いということをこれから書いていこうと思う。
 
 
そしてもう一つ。
 
 
僕の事業はやっとここ数ヶ月で「最低限の成功」に達したばかりだ。フリーランスとしては完全な下っ端である。
僕にとって最低限の成功とはこの事業の収入で生活費を賄えるようになったことを指す。
生活に必要な最低限の収入とはどのぐらいの収入かというと、僕の場合、月に27万円程度だ。
 
例えば月収100万円とか、そういうレベルに達した人が後から振り返ってこういうガイドを書くと、よくも悪くも後知恵バイアスがかかってしまうから、今の生々しい時期にこういうものを書いておこうと思った。
 
もう成功し切っちゃった人が、偉そうに「成功の法則」とか語り出すとうざったくてしようがない。
 
それに「本当かそれ?」という疑問が残る(なぜかというと連続して成功すればするほど「運が良かっただけ」という可能性が統計学的・確率論的に高まるからだ。また、成功してきたことを「実力」と勘違いする後知恵バイアスも大きく働く。この考え方は行動心理学の分野に属する本を少々読んで、自分自身のこれまでの人生に当てはめた結果、納得せざるを得ない理論だと認識しているものだ。このガイドではちょくちょくこの考え方に基づいた意見が織り込まれている)。
 
そういうわけで、僕自身成功し切ってないけど、とりあえず食えるようになったこのタイミングでこういうものを書いておいたほうが、後から(そう僕が将来に大失敗しても、大成功しても)このガイドを読み返したときに少なくとも嘘はないだろうし、僕と同じような境遇の人は大成功した奴の言ってることよりリアルに参考にし易いんじゃないかと思う。
 
このガイドは、考え方や手法において不完全な部分も混ぜこぜになるだろうから「?」と思う部分が多々あるかも知れない。
そういう部分は読み飛ばすか、上から黒マジックで線を引くかして活用していただけたら幸いです。
 
 
 
 

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目次

 
何もない人のためのスタートアップガイド

  1. 見せるのはあくまで真実だ
  2. 独学のすすめ
  3. 一人で抱え込まない
  4. ゲリラビジネス
  5. 敵の力を利用する
  6. 利益は手段だ。目的じゃない
  7. 他人の話を聞き過ぎちゃいけない

 
 
 

§1307 · By · 2月 8, 2014 ·