ftpコマンドを使う

 

 
$ ftp user_name@host_name
PASSWORD:
 

 

  • ftp> lcd でローカル環境を移動
  • ftp> !pwd でローカルのカレントディレクトリ
  • ftp> put local_file server_file
    で、UPできる
  • 削除は rm じゃなくて ftp> del
  • ダウンロードは ftp> get
  • 複数のファイルを纏めて操作できるコマンドは頭に m が付く(mput, mget など)
  • ftp> help で使える全コマンド表示
  • ftp> bye でログアウト

 
 

ftpコマンドの省力化

 
~/.netrc にftpのパスワードなどを書き込んでおくと、ftpコマンドを起動する際に読み取ってくれる。
下記のブログが詳しい。
 

UNIXの部屋 コマンド検索: ~/.netrc
http://x68000.q-e-d.net/~68user/unix/pickup?~/.netrc

 
 

一連の処理をまとめてしまう

 
ftp コマンドの操作を一個のシェルスクリプトにまとめておくと便利。
 
僕の場合は、あるディレクトリ内のファイルを定期的にダウンロードして解析しなくちゃいけないジョブがあるので、こんな感じのシェルスクリプトを作って自動化してる。
 
※ ftp のパスワードは前述の .netrc から読み込んでる前提。
 

 
#! /bin/sh
ftp foo@bar.org <<END
cd www/some/dir
lcd /user/local/some/dir
prompt
mget *
bye
END
 

 
つまり、ftp コマンドにヒアドキュメントをそのまま実行させるというテクニック。
 
参考:

ftp転送をシェルスクリプトで – IT 東京 楽しいと思うこと
http://d.hatena.ne.jp/mikeda/20081027/1225121364

 
 
 

§1164 · Posted By · 12月 25, 2013 · Development · Tags: , , · [Print]